不安全行動の要因は「知らない」「できない」「やらない」こと。3つの要因を解析し、自分に思い当たるところがあればきちんと克服しましょう。
新しい職場に入ったばかりのときに多く見られる不安全行動の原因は、安全な作業方法を知らないこと。
わからないことは勝手な自己判断をせず、必ず聞くようにして勤務する職場での安全知識を正しく覚えましょう。
作業に不慣れな人が起こしてしまう不安全行動の原因は、安全な作業のやり方を知っていても技術が未熟なため実行できないこと。できないことは職場の指揮命令者や先輩にアドバイスをしてもらいながら、自然に安全な動作ができるようになるまで繰り返し練習しましょう。
作業に慣れてきたときや熟練者に多く見られる不安全行動の原因は、横着をしてしまうこと。
「これくらいは大丈夫だろう」「めんどう… 」など仕事を軽視することから安全確認を怠ったり、作業手順を省略することが重大な事故につながります。改めて災害の危険を認識してゼロ災害達成への意識を徹底しましょう。
厚生労働省「職場の安全サイト」に掲載された災害事例、ヒヤリ・ハット事例を編集して紹介します。
あなたの安全を守る情報として、事例を見ながら発生原因や対策について考えてみましょう。
ゼロ災害への挑戦
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体調不良でうっかり、ぼんやり。それが勘違いや判断ミスにつながり労働災害に至ってしまうこともあります。
日頃からの健康管理に心がけましょう。